家電量販大手のヤマダ電機は動画配信大手のU―NEXTと組み、格安スマートフォン(スマホ)事業に本格参入する。
両社で共同出資会社を1月下旬に設立。U―NEXTの格安スマホ事業を順次、新会社に引き継ぎ、料金設定などの
サービス内容を主体的に決めるようにする。ヤマダの全国の販売網を生かし、契約数を上乗せする。

社名は「Y.U―mobile」。資本金は1億円でU―NEXTが51%、ヤマダが49%出資することで調整している。
初年度は年間約10万人の新規利用者の獲得を見込む。U―NEXTの既存会員と合わせ、今後100万人の規模をめざす。

ヤマダはこれまでもU―NEXTと組んで自社ブランドのSIMカードとセットで格安スマホを提供してきたが、
U―NEXTの料金プランをそのまま踏襲していた。新会社では自由に料金プランなどを設定し、顧客獲得につなげる。

MM総研(東京・港)によると、2016年9月末時点で格安スマホの契約回線数は657.5万回線で、市場は右肩上がりを続けている。
一方、新興勢力の追い上げでU―NEXTは業界6位にとどまっており、ヤマダとの提携で事業をテコ入れする。
家電量販の格安スマホ販売ではビックカメラがインターネットイニシアティブと組むなど、新たな連携を模索する動きが進んでいる。

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO11759050W7A110C1TI5000/?dg=1