■ 繰越とはいったい何なのか?■

さていよいよ明日からGW本番だが、この機会に本稿ではGW特集として残容量の「繰越」機能を取り上げてみたい。

さて、残容量の繰越とは、具体的に分類すると一般的に下記3つの態様における繰越を全て包括したものを言う。

1. 上位プランから下位プランへの繰越
2. 同容量プラン継続での繰越
3. 下位プランから上位プランへの繰越

上記は重要度の順に列挙したものであり、最も重要なものは1の上位プランから下位プランへの繰越である。
プラン変更時に下位プランへの繰越さえあれば、利用者は事業者の提供する月毎のプラン容量に厳格に縛られる事もなく、月毎のプラン変更で柔軟なデータ容量の運用が可能になる。
例えば3GBと5GBを組み合わせて月平均4GB、或いは3GBと10GBを組み合わせて月平均6.5GBといった運用が可能になる訳だ。

当然ながらOCNやIIJ、及びIIJ系のDMMやBB.excite、更には楽天モバイルやmineoも全て上記3つの態様の繰越に対応しており、繰り越したデータが無駄になる事は無い。

しかし、実は繰越と言いながらも上記1に対応していないただ一つの事業者があるのだ。
そう、何とまたしてもあの悪評高いBIGLOBEである。
BIGLOBEの場合、例えば6GBプランから3GBプランに変更した場合は当月に使われず余った容量は全く繰り越されず全て破棄され、翌月は何と3GBにリセットされた上でのスタートとなる。
即ち、6GBでは少し容量が多過ぎるが3GBでは足りないといった様なケースにおいて、プラン変更による効率的な運用が実質的に許されておらず、また速度切替も無い為に結果的に6GBプランに縛り付けられるような形になっているのである。

また更にBIGLOBEは上記2についても、3GB以下のプランでは3日間制限が厳し過ぎる為、必ずしも全てを使えない偽装的な繰越となっている事は既に周知の通りである。

一般的な繰越に対応したかのように見せかけて、実は極めて限定的な繰越にしか対応していないBIGLOBEの手口はまさに悪質と言う他なく、懸命な消費者の諸君は決してそのような悪質な手口に騙されることの無いようにして頂きたいものである。