JCOM株を27・7%保有する住友商事は週明けにもTOBに踏み切り、
KDDIの経営への影響力を弱めるため、
JCOMへの出資比率を3分の1超に引き上げて筆頭株主となり、
経営権を握る考えだ。

 JCOMを巡る攻防は住商側の勝利に終わる可能性が濃厚で、
KDDIは「住商とケンカする気はない」(幹部)
と住商との協調を模索する構えだ。
ただ、住商側には事前に相談なくJCOM株取得に動いた
KDDIへの不信感は根強い。
KDDIが3617億円の巨額投資を生かせるかは、
住商とどこまで協調できるかにかかっており、これからが正念場だ。

(2010年2月13日 読売新聞)