ADSL方式には通信形態に応じたいくつかの規格が存在する。

ANNEXと言う名称で分類されるこれらの規格は、導入される地域の
通信環境に応じた変更が加えられている。 

 例えば、北米向けに制定されているANNEX Aは、高速化を実現
しやすい反面、ISDN回線の干渉を受けやすく速度低下や到達距離の
低下を招きやすいと言われている。

 一方、日本向けに制定されたANNEX Cは、ISDN回線からの
干渉は受けにくいが、コストがやや高くなるというデメリットがある。

本来は、地域ごとに同じ規格が導入される事が想定されていたのだが、
ヨーロッパではヨーロッパ向けのANNEX Bよりも北米向けのAN
NEX Aを採用する回線業者が多く、日本でも(本来は北米向けの)
ANNEX Aを採用する回線業者もいる。

 ANNEX A     Yahoo!BB
 ANNEX C     イー・アクセス、アッカ・ネットワークス

『ブロードバンド・高速無線LAN』 水野寛之 著より