>>679
SMTP と MIME との関係は君が思っている以上に複雑なのだ。

RFC2821にある通り SMTP は 7bit で転送されなければならない。
ところが送信時に 8bit のデータを送ってくる馬鹿者はあとを絶たず、
これをそのまま転送することは本来 RFC 違反となる。

そこで、もしメールが 8bit だった場合は
送信側MTA(MSA)でこれを強制的に MIME エンコードして 7bit にしてしまう、
という仕様が sendmail 8.11 ぐらいから採り入れられた。
現在ではこれが sendmail のデフォルト動作となっており、
強制エンコードを外すには sendmail.cf で "8" フラグを指定する必要がある。

送信側で強制エンコードを行なう場合、
受信側でも強制デコードするのが対称的だという話になる。
これが sendmail の "9" フラグ。
CF で sendmail.cf を作った場合はやはり強制デコードがデフォルトとなる。

実際アメリカの MTA の多く (つまり sendmail のほとんど) は
強制エンコード/デコードの仕様で動いている。
例えば私が購読しているアメリカの Mailing List は
たいていみんな X-MIME-Autoconverted がついた状態で届く。
その背景には「RFC2045/2046に準拠したメールなら強制エンコード/デコードしても問題無い」
という前提があるわけだ。