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電力系通信7社が光ファイバー利用のIP電話網を相互接続
(日本工業新聞 2004/1/14)

 パワードコム(東京都港区)、ケイ・オプティコム(大阪市北区)など電力系通信事業者7社は3月末までに
光ファイバーを利用したIP(インターネットプロトコル)電話網を相互接続することで合意した。
東北から九州までほぼ全国を網羅するIP電話ネットワークが実現、各社とも本格販売に乗り出す。

 パワードコムと東北インテリジェント通信、中部テレコミュニケーション、STNet(四国電力系)の4社は
すでに相互接続済みだが、これにケイ・オプティコム(関西電力系)、中国通信ネットワーク、
九州通信ネットワークの3社が加わる。北海道総合通信網、北陸通信ネットワーク、沖縄通信ネットワーク
の3社はIP電話サービス参入時に相互接続する見通し。

 これまでIP電話事業に温度差があった電力系通信各社が相互接続に前向きの姿勢に転換したのは、
フュージョン・コミュニケーションズ(東京都千代田区)のIP中継網を使うことが可能になったからだ。
フュージョンの中継網を介してNTT網に接続することで、効率的なネットワーク運営が可能になった。

 接続済み4社のブロードバンド(広帯域)サービス利用者は約50万人。実際にIP電話を利用しているのは
数万人程度だが、全国網の構築を機に、各社とも本格営業を展開する。通話料金は4社間は無料だが、
今回加わる3社は未定としている。

 IP電話の相互接続はパワードコムとKDDI、日本テレコムが実施。NTTコミュニケーションズも
NTT東西地域会社のネットワークを経由した接続を呼びかけている。