10ギガ基幹網 知事が早急な素案作りを指示

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 県の地域情報通信ネットワーク研究会議(座長・不破泰信大工学部助教授)は十日、通
信速度が毎秒10ギガ(10000メガ)ビット程度の基幹網を「県が主体的に構築すべ
きだ」とする報告書を、田中知事に提出した。知事は「報告書の方向性や理念は、私ども
が考えていることと合致している。具体的な提言で、ありがたい」と述べ、県企画局に対
し、具体的な情報網の設計を進めるための素案を早急に作成するよう指示した。

 報告書は、民間のインターネット接続業者や行政、教育、医療など各機関にヒアリング
した結果、二〇〇三年度末時点の県内情報通信の需要を「毎秒5―7ギガビット」と予測。
これに基づき、地域間の需要格差を考慮した上で、基幹網の通信速度を「当面、少なくと
も毎秒1―10ギガビットが必要」と提言した。基幹網から各市町村へつなぐ接続点は
「県の地方事務所がある十カ所程度が妥当」とした。

 基幹網から延びる「支線」や、実際に各家庭や事業所が接続する「アクセス回線」は
「民間の既存網の活用」を指摘した上で、採算面で整備が遅れている地域について「県
が主体的に構築したり、民間が構築する際の費用の一部を負担するといった支援策」を
求めた。また、実現に向け、知事直属の「情報化推進本部」の設置など、県の体制整備
も要請した。

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信濃毎日新聞