電力線通信実証試験へ 東北電力、来年3月まで検証
東北電力は18日、電線を使って高速通信を行う「電力線通信」(PLC)の実証試験用設備について、東北総合通信局から設置許可を受けたと発表した。
実用化されれば家庭の電源コンセントにパソコンをつなぐだけで高速インターネット接続ができるようになる。同社研究開発センター(仙台市)などに設備を設置し、
来年3月末まで課題とされる電力線からの電波漏えい低減技術の検証などを行う。

 実験は一戸建てと集合住宅を想定して実施する。同センターの試験住宅と、総合研修センター(福島県原町市)の宿泊棟にそれぞれ、
高速PLCの専用モデムを設置。2―30メガヘルツ帯を使用し、
さまざまな条件下でデータ伝送を行い、漏えい電波の程度などを測定する。

 高速PLCは、光ファイバー網などとつなぎ、
既存の屋内配線で電力とデータを同時に送るため、新たなケーブルの敷設が不要。経済性などが優れているが、
漏えい電波がアマチュア無線や短波放送などの障害になる可能性があり、国内では活用が認められていない。
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2004/06/20040619t72018.htm

FTTHじゃないけどage



 総務省が1月、電波漏れ抑制の技術開発に限って規制を緩和し、実証試験が可能になっていた。
すでに、電力会社や家電メーカーなどが試験に入っているが、東北で試験を行うのは初めて。

 東北電力は2000年から、模擬試験などで高速PLCの調査、研究を進めてきたが、低減効果に一定の見通しが付いたと判断、実証試験に入る。同社は「家庭内LAN(構内情報通信網)への活用などで大きな可能性がある。技術的な検証に努めたい」と話している。


2004年06月18日金曜日