NEC(6701)、松下電器産業(6752)、KDDI(9433)、日本テレコム(9434)はインターネット接続サービス事業で包括提携する。
6月に事業企画会社を設立。コンテンツ(情報の内容)を共同で購入・開発するほか、通信インフラの共同利用を検討する。
会員数が約1000万人に上る国内最大のプロバイダー(ネット接続業者)連合が誕生する。
 新連合「メガコンソーシアム」(仮称)構想はNEC系のBIGLOBEが提唱。KDDI系のDION、日本テレコム系のODN、松下系のhi―hoが加わる。
関連プロバイダーの再編を検討中のNTTグループにも参加を打診している。5月末にも協議会を発足し、6月に企画会社を設立。
今秋から共同事業を展開する計画だ。
 連合を組むことで、各社の業績を圧迫している投資負担を軽減する一方、ブロードバンド(高速大容量)通信で会員を引きつける有力なコンテンツを確保する。
 ハリウッド映画のネット配信権を獲得するだけでも1億円単位の資金が必要で、協力が不可欠と判断した。
パソコンと携帯電話や携帯情報端末を連動させる次世代ネットサービスの開発資金を分担することも協議する。
 通信インフラ分野では、要となるインターネットデータセンターや高速データ配信システムなどを共同で構築、利用することを検討する。
ネット技術を利用した「IP(インターネット・プロトコル)電話」の規格は統一し、プロバイダーの枠を超えて相互通話できるようにする。
 ソニー(6758)は富士通(6702)子会社で業界最大手のニフティ(東京・品川)の買収を交渉中。プロバイダーはメガコンソーシアム連合とソニー―富士通連合の2大勢力に集約される可能性が出てきた。