Yahoo! BBのサポート混乱は社内連携ミスが原因---ヤフーに聞く (11/08/2001)
 サポートの混乱が話題になっているYahoo! BBに関して,ヤフーの広報に話を聞いた。
ヤフーはYahoo! BBの加入受付や顧客サービスなどを受け持つ。インタビューの結果,内部で情報流通/共有に問題があり,混乱が生じていることが浮き彫りになった。以下,一問一答形式でお伝えする。
Q:サポートに関して,数多くのトラブルを耳にする。現状をどのように認識しているのか。
A:いろんな面で問題があることは承知している。これまでの問題は,すべて人的なシステムが原因。
作業フローがうまくできていなかった。11月に入って問題は解消の方向に向かっている。


Q:どのような取り組みで解消を図っているのか。
A:10月15日と10月末に二つのワークフローを改善した。
 10月15日に改善したのは,予約申し込みと本申し込みの基準である。
これまで,NTT局舎側の工事が済んでいない場合も,本申し込みを受け付けていた。
これを,NTT局舎内に空きポートがあり,すぐに開通できるユーザだけが本申し込みに進めるようにした。
これにより,ユーザの状況をより把握しやすくなる。
 10月末からは,ADSLモデムの発送のタイミングを変更した。
これまでNTT局舎での工事が終了した後にモデムを発送していた。
これを,局舎の工事に関係なく,ポートに余裕があり回線の途中に光ファイバがないなどADSLが利用可能なユーザすべてに送るようにした。
この中に他社のADSLサービスと契約中のユーザも含まれる。
この措置は,工事終了後に少しでも早くユーザが利用できるようにするためだ。

Q:しかし,御社からの通知で他社のADSLサービスを解約したが,1カ月以上連絡がこないユーザがいると聞く。
A:10月までに他社のADSLサービスを解約したり,ISDNをアナログ回線に変更したユーザを新しいフローに載せるまでには至っていない。
サービス開始の早い段階で申し込みのあったユーザほど迷惑をかける結果になっている。
申し訳なく思っている。

Q:解約通知をきちんと受理してくれないという問題もあるようだが。
A:そのような例は少なからずあると聞いている。ユーザの解約通知は情報として残ってはいるが,サポート部隊やNTTにジャンパ工事を依頼する部隊がこのデータをリアルタイムにつかめないという問題があった。

Q:一度Yahoo! BBを解約したら再度申し込みできないという問題はなぜ起こるのか。
A:データベースの設計の問題だ。データベースを含めたシステムを9月末から見直している。
11月中をめどに修正が完了する予定だ。

Q:電子メールをサポートに出しても返ってこないという問題はどうか。
A:予想以上の問い合わせがあり,処理できない問題があった。
メールの返事が適切でなかったのは,メールが多すぎて,すべて調べてから返事することができなかったからだ。現在では,メールを受けてから1日程度で返せるように努力を重ねている。

Q:サポートの電話もつながらないし,サポートの応対もスムーズではない。
A:まだ,開始したばかりで経験や知識がたまっていないのが最大の原因だ。
今後,もっと適切に対応できるようになると思う。
また,今後はサポートへの問い合わせを一般化し,FAQの形式でページに公開する予定だ。


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