>>ZAKZAKの記事から転載

 本申し込み後、「Y!BB」から「サービスの提供を開始します」とメールが届いたのは9月26日。
すでに2カ月以上が経過していた。
記者はそれまでISDN回線を使っていたため、そのメールには「ADSL用のアナログ回線に変更し、その後、Y1BBサイトの申請用フォームに所定事項を入力するよう」指示が書かれていた。

 ところが、メールが届いた翌日(つまり9月27日)には用意されているはずの「申請用フォーム」がいつまでたっても開かない。
そして、フォームの開設を待つうちに、なんと10月5日には「Y!BB」のモデムが宅配されてきてしまった。
こちらはまだ何の準備もしていないのに、モノだけ送りつけられてしまったというわけだ。

 アナログ回線への変更は10月12日に完了したが、依然として申請用フォームは開かないまま。
サポート窓口に苦情のメールを送ったが、2回返ってきた返信の内容は、いずれも「現在調査中」というもので、3回目以降のメールには返信も来なくなった。
以来、サポート窓口からの連絡は一切来ていない。

 回線を変更したため、自宅からは従量課金のダイヤルアップ方式で接続するしかない。
その電話代もバカにはならないので、掟破りとは思ったのだが、仕事上で付き合いのあるヤフー本社の知人に掛け合い、BBテクノロジーに直接連絡してもらうことにした。

 その結果、10月26日にようやく(本当にようやく)、申請フォームにアクセスできた。
だが、その後の対応も遅く、この原稿執筆時点(11月5日)もまだ接続できていない。
本申し込みからすでに4カ月、モデム到着から1カ月たっても、まだ「Y!BB」に接続できないでいるのだ。

 孫社長は「Y!BB」の発表会見で「ソフトバンク創業以来の大事業」と語っていた。
天下の孫氏が寝食を忘れて取り組んだという事業の現場がこの程度のお粗末さとは、あまりにも悲しい。