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PAXNet] 2001/10/11 13:32:00
 ソフトバンク<9984>傘下のヤフー<4689>が展開するADSLサービス
「ヤフーBB」の前途の多難さが一層際立ってきた。ヤフーBBはこの
ほど、同社のADSL申込み者のうち13万人が利用可能になったと発表
したが、遅々として進まない接続作業より、さらに問題なのがユー
ザーサポート体制の杜撰(ずさん)さだ。低料金を売り物にする
同社がコスト低減の必要からサポート体制を極力抑えていること
は業界周知のことだが、実態は大方の予想をはるかに上回るという。

 ●尋常の運営とは思えない

 利用者からの問い合わせには無反応のうえ、ホームページが
一時アクセス不能になるなど「年度内100万人」(孫正義ソフト
バンク社長)の目標にはすでに黄信号が灯っている。利用者の
中からは「尋常の企業運営とは思えない」と呆れ顔で指摘する
向きも少なくない。

 一方、ホームページに「途中解約しても1年分の料金を頂きます」
との趣旨が掲載され、利用者やマスコミの間で問題となって慌てて
削除したこともあった。だが、このときの対応には裏があった。
孫社長らは「効率的な事業運営のためさまざまな案を考えた際
のものが消されずに残ってしまった」と釈明したが、関係者に
よるとこれは事実と異なっているというのだ。

 ●業界にも懸念の声

 実際には「低料金なのだからこれくらいのことで批判されな
いだろう」との判断が経営陣の間でなされていたらしい。
安いから何でも許されるというつもりなのだろうか。

 利用者が増えれは増えるほど、ヤフーBBの先行きには不透明
さが強まる。巨額の含み資産が目減りを続けるなかで、既存の
通信事業者には「孫さんはいつまで我慢できるだろうか。
下手なやめ方をされてADSL市場に悪影響がなければいいが・・・」
と心配する向きが日々増えている