少年の目の前には、どこでもドアがある。
彼は一瞬躊躇したが、それでもノブに手を掛けると、右回りのモニュメントを与えた。

脳裏に浮かぶのは、芳香を放つ一面の人糞達──。
彼は白昼夢に惑うかのような表情で…。

だが、現実はあまりにも重く、彼を押しつぶしてしまった。
夢と──現実…。
そこには、ただ、いつもの日常が佇んでいるのだった…。