つれづれ
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0058回転式ウミウシ
NGNGS氏の前に魔人が立っていた。
インド風の服にターバンを巻き、大量の飾りを体のいたるところにぶら下げでいる。
まるでアラジンの物語からそのまま飛び出してきたようだ。
S氏は、自分は比較的冷静なタイプであると思っていた。
だからと言うわけではないが、彼は冷静に、言った。
「・・・・で、何でヤカンなんだ?」
そう、ヤカンだった。
S氏がコーヒーでも入れようと火をかけたその時、大量の煙とともに魔人が現れたのだ。
ヤカンから。
「ふっふー」
魔人は偉そうに、その上自信満々に言った。
「魔人だからです」
「あっ、そう」
深く考えても意味はなさそうだったのでS氏はそれ以上考えるのを止めた。
魔人が、説明する。
「長く使われたものには精霊が宿るのです、えっへん。
私もその精霊の一種なのですよ。えっへん」
「なるほどね」
S氏は納得した振りをした。
「と言うわけでさっそく1つ目の願いをどうぞ」
S氏はしばらくの間、腕を組み、目を閉じて黙っていた。
「何でもいいのか?」
問い掛けるS氏。
「構いませんよ」
答える魔人。
「それじゃあ・・・・・・」
----続かない----
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