評) 妻に先立たれた会社員、田中一郎(仮名)は今まさに妻の元へ旅立とうとしていた。
   会社はリストラ、息子はグレて族のヘッド、娘もグレて風俗へ。
   家庭崩壊と社内での陰湿ないじめという時代病とも言える現実の狭間で
   一郎は自分なりにけじめをつけたかった。学生時代柔道をやっていた経験を生かして
   送り襟締めの装置を作り、自殺を決意したのは一週間前。
   一週間かけて自殺のマシンをつくった後、愛する妻の元へと旅立つ。
   しかしいざ自殺するとなると隠れていた本能が少しずつあらわになる。
   首がしめられればしめられるほど、きつくなればきつくなるほど一郎に快感がおとずれた。
   悦楽に酔いしれながら自殺願望との葛藤にも酔いしれていき、、、、