去り逝きし わが輩の猫 名無しさん

寸評:吾輩は猫である。名前はまだない。とうとう死ぬまでなかった。
    しかし、みょうちきりんな名前をつけられるよりは、「猫」と呼ばれて
    いる方がマシと言うものだ。
    きっとカマボコ板で作った吾輩の墓標には、「ねこのはか」と書かれる
    ことであろうが、死んだ後のことまで気にしていては身がもたぬ。
    ただ、「ねこのばか」と書かれるのは御免蒙りたいものである。