人妻の妄想>>388のつづき

エレベーターは8階で停まった。
私のスーツケースを持ち、足早に廊下を先に歩くてっしー。
その後ろを追いかけるように、歩く私。

早く部屋に入って、二人だけになりたい。
そんな気持ちが、てっしーの足を速めているのだろうか?
うれしさと戸惑いで、私の鼓動は高まっていた。

そのときであった。
どこかで、微かに聞こえる日本語。女性の声。
聞きなれた母国の言葉が、不安を掻きたてた。

ここまで来たら、もう後戻りはできない…。
期待と不安が交錯したまま、私はてっしーの背中を追い続けた。