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クッキー

     
 あるホームページを利用したとき、次回から自動的にあなたを識別する機能、あるいは仕組み。

 たとえば、あるホームページで会員登録したとしよう。名前や電子メールのアドレスを入力して会員になった。翌日、そのホームページにアクセスしたら、また名前や電子メールアドレスを入力しろ、なんていわれたらめんどうだよね。そこで、以下のような方法が考え出された。

 最初に会員登録したとき、あなたを識別するためのメモ(テキストファイル)を、サーバーからあなたのパソコン(ハードディスク内の特定のフォルダ)へ送り込む。

 次にアクセスしたときは、サーバー側から自動的にそのメモを探す。メモの内容を確認すれば「お、○○さんが来た」とわかるから、再び名前などを入力する必要はない。

 このほか、そのホームページの中で「最初にあの情報を見たい」といった設定がメモに書かれていれば、アクセスするだけで自動的に希望のコーナーを表示する、といったこともできる。

 こういった機能をもったメモをクッキーという。ただし、クッキーを受け取ったときと違うパソコンやブラウザーで、そのサイトにアクセスしても効果がない。

 使い方によってはとても便利だけど、ホームページを運営している側から自動的にメモ、つまりファイルが送り込まれて、アクセスするたびに自分のパソコンの中をのぞかれるというのは、ちょっと気持ち悪い気もする。

 たとえば、アクセスしたとたん「やあ、今日は3回目ですね」なんてメッセージが出たら、行動を監視されているような気がする。

 とはいえ、クッキーはコンピューターウィルスではないから、送り込まれてもパソコンが変になったりデータが消されたりすることはない。ブラウザーの設定でクッキーを受け取らないようにすることもできるけど、現実には受け取らないと不便な思いをすることが多い。