今回の準決勝第1に物足りなさを感じた方、今一つ期待感を持てない方は
おられないだろうか。3選手の顔ぶれだけではなく、番宣の弱さが私の懸念
材料である。番宣の詳説には「激闘」、「最後まで分からない大接戦」とは
あるが、番宣タイトルには戦況が全く触れられておらず、逆に3選手とも
初の発掘プロジェクト出身ということを前面に出している。中野、本間、川ア、
山田と、後続の抜擢選手が4人もいる中、初の発掘プロジェクト出身者対決と
いうことが、視聴者の興味と期待感をどれほどかきたてるのか疑問である。
どうもこの試合は、接戦ではあるが三つ巴ではなく、ロースコアの予感が
するのである。過去の試合のスコアに目を向けてみると、Dの小泉こそ234の
好スコアを出して準決勝進出を果たしたが、Dは川ア208、松永206、Eは
姫路211、大石203、亜季200、Fは小林ょ204、寺下202、森180と、大半が
実力者でありながら全体的にスコアが伸びないところをみると、少なくとも
右投げの選手にとってはレーンコンディションが難化しているのは明らかで、
このことからも、ロースコアの試合であったとみたい。となれば、順位予想は、
ロースコア戦の10フレで勝負を決める投球ができる選手は誰かという視点
を、頭の片隅に置いて、予告映像に目を向けてみたい。実際の投球順は
安藤→遠藤→鶴井のところを、遠藤→安藤→鶴井と登場順を入れ換えて、
遠藤と鶴井の左投げ2選手をクローズアップしている。遠藤は後半、安藤は
序盤、鶴井は中盤のシーンである。安藤は地味な2番目、それも7番ピンの
倒れ方が、ピンアクションに救われてのストライクというシーンを選択したの
はなぜか。安藤のストライクシーンが少なく、番組制作サイドが選択に悩んだ
結果という可能性もあるが、1回戦では好スコアで勝負強さも見せた安藤の
こと、私は今回は予告映像の登場順のオーソドックスな考え方は外して、
安藤を最下位とはしない。中盤の鶴井のシーンでは、左のレーンに7番ピン
を残し、そのカバーに臨もうとする遠藤の金髪の後頭部が画面の左下隅
に映り込んでいる。また、終盤の遠藤のシーンではジャストストライクを
決め、ガッツポーズを見せてはいるが、ストライクを連発して吠える戦闘
モードの姿はうかがえない。実況の小川アナの「おー、ここで来ました」と
終盤にしては落ち着いた実況。どうやら遠藤はストライクがなかなか来ず、
スコアを伸ばせない状況にあるようだ。3選手の中でも投球の精度が最も
劣る遠藤が、ロースコアの展開では最後に打ち上げることも想像しにくい。
遠藤は最下位。安藤VS鶴井の進出者争いに予想を進めたい。鶴井は中盤
ジャストストライクを決めながらも、穏やかな表情でアプローチに戻っている。
過去の試合では準決勝で大きくスコアを落とし、準決勝敗退してきた鶴井だ
が、ロースコア戦ながらも最後まで持ち堪えているという展開ならば、相手は
安藤。公式戦では他の2人の上を行く実力者。安藤は恐れる相手でもなけ
れば、プレッシャーを感じる相手でもない。10フレではギアを上げ、しっかりと
自分の投球で、初の決勝進出を掴み取ると予想したい。


公式戦の勝負ユニフォーム
ABS BOWLING CLLECTION 2016のオープンシャツ
鶴井モデルには  ともに戦国武将をイメージした
刀のイラストがプリントされている
一方では  最近は試合中も努めて穏やかな表情でいようとする
鶴井亜南は  自分のスタイルを未だ確立できてない
10フレで見せる姿は  闘争心を剥き出しして  勝利を掴みに行く姿なのか
それとも  微笑の美少女ボウラー  フレッシュ・サウスポーの姿なのか

鶴井   2.1
安藤   2.2
遠藤   3.0