あゆみは、控え室に帰ってきた
「はぁ〜」
その溜め息、疲れより あゆみ自身への不甲斐ない怒りのように聞こえた。
「あゆみ、次頑張ればいいよ」
僕が、声をかけると あゆみは、僕を睨みつけた。
そして近づいてきて 僕の胸に顔を鎮めた。
「何にも分かってないくせに」
あゆみは、そういうと 蚊が鳴くような声で涙を流し始めた。
僕は、あゆみを抱きしめた。
「次 あゆみが一番きなればいいよ」
あゆみは、少しだけ頷いた。