822だけど、スレ違い上等だけど、
思い出話を聞いてくれるかい?


まあ、昔付き合ってた彼女が大好きだったキャラクターがポムポムプリンだったんだ。コップやタオルにぬいぐるみ、財布や時計までプリン一色に染めていたっけ。
ただまあ、
プリンに限らずだけど、基本サンリオキャラクターは幼稚園児から小学生ぐらいがターゲットなわけで、20歳越えた女の子が夢中になるのもなぁってことで、ことあるごとに彼女の幼稚趣味をからかっていたんだ。

でも、不思議なものでそんな彼女と一緒にいると自分でもプリンがお気に入りになりだしてきたんだ。さすがに、グッズは買わなかったけど、ゲームとかの自キャラの名前はポムポムばっかりになっていった。


結局は彼女とは別れてしまうことになったんだけれど、プリンだけは自キャラのまま使い続けていたんだ。
んで、何年か後に偶然彼女と再会したことがあったんだ。
まあ当然のごとく昔とは変わっていて大人びた雰囲気になった彼女は財布もポムポムプリンではなくなっていた。その事を言うと、プリンはもう卒業したからね、と照れながら教えてくれた。

その時気づいたんだ、俺自身が、まだ彼女を卒業できていなかったことに。
そしてそれ以来、ポムポムプリンの名前を登録するのは止めにした。

それでも、時々街角で小さな女の子がポムポムグッズを持っているのを見ると嬉しくなってしまうんだよね。
おしまい。