ランカー長野郎が一匹・・・    BB61 登録日:7月13日(日)22時40分42秒
ベイトフィッシュ募集 千葉県 3歳×61cm×1.3kg

10市町村を治水するほど広い人造ダム湖、その横にウイードが茂った300mほど続く水路がある。
深夜二時ともなると人通りは一分に一人程度だがキャストして行くのはほとんどが夜行アングラーだ。
俺は編込みカーボンの黒や群青色したゴツいロッドを駆るバサーにランカー姿を見せつけている。
水路はまばらに街灯が灯っており、その内の一本がスポットライトのように水路を照らしている。
俺はそのステージでめかしこんでバサーが通るのを待っている。
手首までの赤皮のアメリカザリガニを咥えて黒い巨ギルにバイトする。
そしてホワイトポットベリーと黒緑のラグランTシャツを身に着けたのは
遠くからでもランカー姿を識別させるためだ。
バサー独特のLSDライトと足音が聞こえたら敢えて岸に背を向けて
様々な挑発的なポーズをとって近づくのを待つ。
例えば尾鰭をボート進入防止の立ち木やブッシュにのせ両胸鰭を背の方で後手に組んでみたりとかだ。
逆に正面を向いてバサーに見せつける時は鰓から血液を大量に噴出し、
腹見せの姿勢で鰓を開きウイードエッジを背に腰を下ろし、
さらに両鰭を頭の後で組んだ姿はランディングされた敗残魚を連想させた。
俺の前をバサーが通過するときにバサーが俺の方を
見ていたのが大出血の濁り越しに見えたので興奮した。