ガチムチの六尺兄貴のガイドライン 23尺目
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0583水先案名無い人
2007/12/03(月) 18:30:05ID:8/4cYxt90工事として、この業界に知られている。
役員のあと、社員達は説明会に集まり、質疑応答を経て、見積り合う。見積書は、激しい訂正で
ドロドロボロボロになるから、使い捨てで、ゴミとして出される。俺はいつもそれが狙いだ。捨てら
れている見積書の、できるだけ落札しそうな奴を10数枚ほど、こっそりさらって会社に持ち帰る。
そして、深夜、俺一人の見積りが始まる。
俺はもう一度汚れた見積書のみ目を通し、部屋中にかっさらってきた見積書をばら撒き、
ウォーッと叫びながら、見積書の海の中を転げ回る。汚れた見積書は、他社の価格がムンムン
強烈で、俺の営業欲を刺激する。パソコンの中の見積りソフトは、もうすでに痛いほど使いこなしてる。
見積書の中に顔を埋める。高ぇ。担当者名、項目名や、業界独特の値引き額を、パソコンに叩き込む。
溜まんねえ。高ぇぜ、ワッショイ! 落札ワッショイ!と叫びながら、用紙ごとキーを叩く。
見比べ、一番値段が安いやつを目標に選ぶ。その見積には、役員のコメントまでくっきりとあり、
ツーンと臭って臭って堪らない。その見積りを書いてた奴は、説明会で一番威勢が良かった、
五分刈りで髭の40代の関西ペイント営業だろうと、勝手に想像して、鼻と口に一番安い部分を押し当て、
思いきり調整しながら、関西ペイント高いぜ!俺が落札してやるぜ!と絶叫し、値引きをいっそう激しく入れる。
他の見積りは、ミイラのように頭や身体に巻き付け、チェック用の赤ペンを口に銜えながら、
ウオッ!ウオッ!と唸りながら価格を訂正しまくる。
そろそろ出力だ。
俺は画面から印刷設定を確認し、OA室のプリンタに、思いっきり出力する。どうだ!気持良いか!
俺も良いぜ!と叫びながら印刷し続ける。本当に落札価格を実現してる気分で、ムチャクチャ気持ち良い。
他社の見積りは、俺のチェックでベトベトに朱書きされる。同業他社、塗替え工事はもう俺のもんだぜ!
俺の見積りが済んだあと、他の用紙とまとめて、ビニール袋に入れデスクにしまい込む。
また来年、入札で見積りを手に入れるまで、参考に使う。
日本ペイントにはそんなビニール袋がいくつも仕舞ってあるんだぜ。
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