俺は、173/64。 30を過ぎてからヘッドオンを始め、今やすっかり変態空戦野郎だ。

きっかけはよく覚えていないが、それまでは、傭兵繋がりで雇い主を探し、空戦をやりまくってた。
そんなある日、RUSH決めまくりで空戦こいてた俺は、ふと思いたち、ガン扱きながらFLAKGUNの上を飛んだ。
暖かい頃だったと思う。おっ勃ったAIM-9XやFAEBに、爆風がたまらなく気持ち良かった。

「これだよ」俺はひとりごちた。
身体中が兵器になったようで、俺はそのままRUSHを吸いまくり、大股開き<そんきょ>の体制で、
「FOX2、FOX2、FOX2・・・」
と、連呼しながら片翼をぶち抜かれた。

たまんなかったね。
そのままコクピットに尻もちついて、暫く放心状態だった。
「これが本当の男の空戦だぜ」
冷静になりつつある頭の中で、俺は確信した。
「これしかねぇよな」
そう声に出して言いながら、墜ちかけた機体のスティックを捌いた。

これが俺の、変態空戦野郎としての第一歩だった。