アンチエイジングは、要素技術の集合と考えるべき。
老化に対して影響の大きい器官・組織を特定して、集中的にそこを
ケアするのが近道だと思う。

テロメアの問題を軽視するつもりはないけど、ヒトの大人では
細胞は約60兆もある。十分な数の細胞に細工を施せるかどうか。
それにテロメアが細胞分裂のタイムリミットを管理しているのだと
しても、個体レベルの「老い」を表現する主体は産生されるたんぱく質
およびそれに付随する高次生産物なのだから、テロメアだけ
こだわっても仕方がない。

もちろん細胞の寿命を考慮するのは大切なのだけれど、こと「老い」
を左右するのは細胞間物質によるところ大なのだから、バランスよく
考えることが必要だと思う。