遺伝子改変ベビー
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0001オーバーテクナナシー
NGNGhttp://www.asahi.com/international/update/0505/003.html
米国で実験的な不妊治療の結果、両親の遺伝子のほかに、卵子の細胞質を提供した第三者の女性の遺伝子も受け継ぐ赤ちゃんが生まれた。治療を担当した研究者は「初めて人の生殖細胞の遺伝子を改変した」と英専門誌に報告した。この手法ですでに約30人の赤ちゃんが生まれているという。
発表したのは、米ニュージャージー州の聖バーナバス医療センター生殖医科学研究所。
高齢などで卵子の状態が悪く、妊娠しにくい母親の卵子に、受精能力を高めようと別の女性の卵子の細胞質を注入。体外受精させた後、母親の子宮に戻した。細胞質は細胞のうち核を除く部分で、エネルギー代謝をつかさどる小器官ミトコンドリアが含まれている。
3月に掲載された論文によると、1歳になった赤ちゃん2人から血液を採って調べたところ、卵子の細胞質を提供した女性のミトコンドリアの遺伝子が混在していた。細胞の核には両親から受け継いだ遺伝子があり、赤ちゃんは3人からの遺伝子を持つことになる。
顔かたちなど身体的特徴は、大部分が核のDNAに支配される。ミトコンドリアの遺伝子の量は核の遺伝子の0.03%程度で、働きも限定されている。
この手法で最初に生まれた女の子はすでに4歳になっている。同研究所で15人が生まれたほか、ほぼ同じ人数の赤ちゃんが別の施設で誕生しているという。
医学関係の国際団体が90年に愛知県犬山市で採択した「犬山宣言」は、子孫に影響する生殖細胞の遺伝子を改変することを認めていない。厚生労働省の遺伝子治療ガイドラインでも禁じている。
倫理面からの批判に対し、同研究所は「核の遺伝子を変えることなく卵子の問題解決を図ることが一義的な目的だ」と反論している。(17:58)
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