まず1万人。これをSCで住まわすための条件を考えて見ましょうか。

人が生きて行動するためには、それ相応の空間が必要になります。
オニールらはこれを現代的な都市を基準にして考えようとしたと聞きますが、
私は、都市面積をその周囲に広がる広大な空間を無視して語ることは
できないと考えます。

根拠は、「江戸時代の日本」とでも言うべきでしょうか。
「植民地」を持つことで文明を保っていた彼らと、「自給自足」で文明を保っていた
我々とでは所詮、ものの考え方が違うのではないかと思います。
「植民地」としてのスペースコロニーは、現段階ではあまりにも敷居が高い。
逆に、「生活する場」としてスペースコロニーを捉えるならば、
「贅沢はできないけれど、住めば都さ」と感じ取れるかどうかがその分水嶺となります。