(1) 人工知能・経済成長・技術的失業:井上智洋先生
日時:2015年6月9日(火) 13時30分~14時45分
場所:経済産業省 本館8階経済産業政策局第2会議室
http://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2016fy/000853.pdf

【質問】汎用人工知能による変化は先進国だけの話か?
【井上先生回答】あらゆる国で汎用人工知能が使われればそうなる。
その際、グーグルの ように、AI の提供国が収益を総取りする可能性もある。
その面からも国として、汎用人工 知能の研究は続けていくべき。

「ただ、その可能性は考えた方 がいいし、他国が開発に乗り出している以上、
人間の失業を防ぐためにこのよう人工知能 の開発を国として支援しない方が
良いという議論は適切ではない。」

質問】ベーシックインカムの給付基準はどう置くのか?
【井上先生回答】ベーシックインカムは格差を埋めるものではない、
ということがまず前提だ。給付額が多すぎるとインフレになる、
インフレが苦にならない額が適切となる。

今の経済で考えると、【給付が高いと働かなくなり】、【消費が増えてインフレ
になる】。今の 経済でベーシックインカムの額を出すとすれば、日銀委員
の原田氏の試算によれば現状経済では、7万円が、インフレにならない水準。
未来はすさまじい勢いでものが作られるので、給付額が高く、需要が増えて
も市場で吸収できるだろう。