快楽装置に記憶書き換え装置を組み合わせれば、もう生きている意味すらなくなるよな

苦労して事業を起こし、長年人の役に立つ仕事をし、功績を認められ、友人も多く、
嫁に一男三女、更には孫までみな立派な人間として育ち、もはや思い残すことは何もない。
ああ、達成感と幸福で胸がいっぱいだ・・・・

・・・という設定の100年分の記憶と、操作された感情を得た後に
「実は貴方は、本当はワープア独身小太り50代の寂しいおっさんなんですよ」
なんて言われるくらいなら、そのまま死んだほうがマシな気がする。
そもそも記憶を自由に書き換えられる世界では、本当の自分は何なのか、
ということすら確認は不可能だろう。