>>604つづき
銀行家によると、通貨というものは、
商品の対価として使用するのが基本的な使い方になるけれども、
労働力など実体の無い物の取引を行う際にも便利になるとのことでした。

更に魚や肉は保存食にする事はできても、
永続的に価値を維持することはできませんが、

通貨には基本的に劣化が起きない為に、通貨に変えておけば、
欲しいものができた時に、通貨の分だけ購入できる様になって、
『となり町』の様な発展が起きるという事でした。

村長は詳しい事はよく分かりませんでしたが、
『となり町』の発展に置いて行かれる訳にはいかないと、

銀行家に頼んで自分たちの村にも通貨制度を導入してもらう事にしました。

銀行家は、それなら村長の村には「独自の通貨」を制定して、
単位を「円」としましょう。

通貨を発行する場合には、
担保を取って、
通貨を村に貸し出す。
融資という形になりますので、

村の土地や建物を担保に入れてください。
村人は100人いますから、
一人あたり100万円、合わせて1億円を融資いたします。
1年後に10%の利息を付けて返済してくれれば良いですよ
と説明して、

村長もそれに承諾して村にも通貨制度が導入される事になりました。