理屈の上では、RNA分子を10の26乗個ほど(おおよそ166 mol。適切な濃度の溶液にしてもせいぜい数百〜数千リットル)集め、
でたらめにくっついたり離れたりするよう条件を整えれば、
その中からハンマーヘッドリボザイムが2〜3個くらいは見つかる計算になる。

既知の宇宙では核酸(DNA及びRNA)というのは割と簡単に生成されるものらしく、
小惑星帯からやって来たと思しき隕石からも核酸が発見されている。
地球の様に水がある環境なら、核酸はよりありふれた分子となるだろう。

今の所、リボザイム仮説はあくまでも仮説でしかないが、
今後、生命の起源についての研究が進むにつれ、
「生命発生の確率」の試算が思っていたよりも大きくなる可能性は否定できない。