ついでに言うなら、私は
「カーツワイルが想像するような世界が実現しても可笑しくない」と考えているが、
「カーツワイルが期待するような時期に技術的特異点がやってくるかどうか」にはさほど関心が無い。
私はカーツワイルよりも若いが、私が生きているうちに技術的特異点がやって来る可能性は低いのではないかと思っている。
しかし、私よりも後の世代が技術的特異点によってどんな影響を受けるか、という事には大いに関心がある。

主な私の関心は、仮に技術的特異点が到来した時の社会的影響であり、
「世界が今の人間の知的能力・物理的干渉能力を遥かに上回る存在によって牛耳られる時、
技術によって能力を強化されてない状態の一般人が、人生に希望を見出せるだろうか?」
という事である。