>>765

地中海世界を支配したローマ帝国は、広大な属州を従えていた。
それらの属州から搾取した莫大な富はローマに集積し、
ローマ市民は労働から解放されていた。
そして、権力者は市民を政治的無関心の状態にとどめるため、
「パンとサーカス」を市民に無償で提供した。
現在の社会福祉政策をイメージさせるが、
あくまでも食料の配給は市民の権利ではなく為政者による恩寵として理解されていた。
また食料の配布は公の場で行われ、受給者は受け取りの際には物乞い行為が大衆の視線に晒されるリスクを負わされた。
この配給の仕組みによって無限の受給対象者の拡大を防ぐことが出来た。

wikipediaより