徒然なるままに。

今は農業の大規模化が五月蝿く言われているけど、アメリカやオーストラリア、ブラジル辺りの本気の大規模農業に勝てるとは思えず、結局付加価値勝負になる。
じゃあ最初っから付加価値で勝負しようにも、トマトはどこまで行ってもトマト。花粉症症状軽減米のような超高機能作物も限界があるだろうし。
どう考えても、大規模化や付加価値といった経済的価値観とは違ったまったく別の視点を作らなければいけないと思うわけ。

で、自然農法の話になるわけだが、生態系が人間に食料を無償提供してくれるように進化しなかった事から、全くの無作為で作物を生産することは難しい。
だけど、ミトコンドリア等はなぜか人間に必要なものを無償提供してくれるよう進化しているわけで、可能性が無いわけではない。
と言うことは、人間が光合成できないので、変わりに植物と共生することで全体として完結した一つの超生命体として進化すればいい。
全体を一つの生命体と見るなら、それはエントロピーを消費する半閉鎖系であって、エネルギーの流入と排出を必要としている。
自然農法的な省力化は必須としても、何らかのエネルギーを投入する必要はあるわけです。(不完全ながら)昔は人力、今は石油エネルギーなわけです。

一つの生命として、農作物のフローを実現するには、あらゆる技術を投入して、農業の自動化を進めなければなりません。しかも半閉鎖系で、です。
とりあえず、その主となるエネルギー源は、小規模水力発電が有力ではないかと思います。日本は傾斜のキツイ土地ですし、機構的にも単純で、コストやメンテナンス面でアドバンテージがあると思います。

経済的には作物は売りません。そんな余裕はまず無いでしょう。売るなら自動化の技術でしょう。

石油エネルギーを投入しまくった現代農業でも人ひとり養うのに1ヘクタールの農地が必要らしい。
1ヘクタールの面積に降り注ぐ太陽エネルギーと、人ひとりが必要な食物のカロリーと、植物の光合成効率から、作物に投入された石油エネルギーの総量が計算できるはず。
石油エネルギーから、当面必要な発電機の規模が算出できますが…かなり大きそうです。
(また、食物のカロリーと光合成効率、LEDのエネルギー効率と電気代から、植物工場がペイするかどうか計算で分かるはず)