過去へ戻るっていうのは
ビデオテープを巻き戻して見るってことじゃないのか?
自分を撮影したビデオテープを巻き戻せば
そこには1分前の自分、1秒前の自分、0.1秒前の自分
っていう具合に無限の自分が存在しているが
それは物理的に無限の自分がいるわけではなく
あくまでも自分はひとりだけなんだよな。
ビデオで撮影した映像は確認できても
ビデオの中に入ってビデオの中の自分に干渉することはできないように
時間や空間を歪めて過去に存在していた光を映像として確認することはできても
過去の出来事に干渉することはできないと思うんだ。
もし過去というものが存在するならそれは
過去っていうものが物理的に存在しているのではなく
過去に通過した光の痕跡があるにすぎないのではないだろうか。