未来の料理2皿目
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加速器で加速した炭素などのイオンを打ち込んでいるようですが、イオンと言うのは電子をはぎとられた分子です。任意の位置に打ち込むことができれば、炭水化物やタンパク質を人工的に組み立てることもいずれ可能になってくるでしょう。
鉛ガラスごしに高真空のChamberの中を覗くと、空中に突然点があらわれ、そこからじわじわと食材が形成されていく、魔法としか思えない光景。分子単位で制御された、まさに未来の料理。
当初は既存の食品の構造データを元に完全なコピーとなるでしょう。
ところで、細胞単位ででカルスをタンク培養した朝鮮ニンジンのエキスというのが以前ありましたが、実際必要なのは丸ごとではなく薬効成分ですのでこれを効率よくとりだすことができます。
同様に牛を丸ごと食べたいわけではないので、次の段階として、ロースやヒレ、トルネードなどの形状をひたすらコピーして並べた均質な食品というのも出てくるでしょう。もちろん、大トロなんてものも同様につくれます。
さらに段階が進みますと、理想的な食感、味を目指すべく、「設計」された食品というのもでてくるでしょう。この段階になってくると、まさにもんのすごい食品となりますね。
一方、池沼はどのようにして利用するかといいますと、分子レベルの合成とはいえ、原料の窒素、炭素、水素、酸素、その他微量元素などは必要になってきます。
本来は、クズ肉などすてるような食材を分解して使ってもいいわけですが、池沼を使えば一石二鳥といったところです。
池沼を高温のガス化炉で完全にガス化してGas Chromatographyの要領で原料の種類ごとに分離してElectron Cycrotron Resonanceに流し込みます。
やがてECRの中で加速されつつイオン化されてIon Beamとなり、高真空が保たれた食品合成Chamberに送られて照射されるわけです。
まさに池沼はこの世の光となったわけです。
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