前スレであった、癌の発生率が低い器官=長寿を期待できる細胞がある器官ということで、
癌の発生部位についてあれこれと調べてみた。
結果、少なくとも原発性で明確ながんの発生カテゴリを持たない臓器に、心臓と小腸があることに
気がついた。
その共通性を考察してみるに、心臓とは大量の血液を有するところで、多量の血液(=栄養分)に
触れる器官。小腸は栄養分を吸収する器官だということに気がついた。
すなわち、栄養分を多量に摂取できる器官は非常に長寿を期待でき、栄養分をそれほど多く摂取できる
わけではない器官は老化の進行が早いのではないかという結論に達した。

そもそも栄養分は多い方が寿命が長いことは言うまでもない。それでは人間は十分な
栄養を摂取できるのかという問題になるが、むしろ人間の食糧摂取上限は胃袋の大きさに左右されている
のではないかという気がする。脳の満腹中枢の機能は、人体が十分な栄養分を摂取できた時に機能するのでは
なく、胃袋に食糧がひとしきりいっぱいに詰められる頃の平均的な血糖値を目安として機能するように発達
してきているのではないか。
また栄養状態が良くない発展途上国では、同じ年齢の人間でも先進国の十分な栄養を摂取できる人間に
比べて老けて見える傾向がある。これは栄養不良から、本当に人体の老化が著しく進行しているからと言う
仮説が成り立つのではないか。
20歳以下の人間は小柄であり、小柄と言うことは体積対小腸の表面積比が大人に比べて有利であるという
条件になる。体積対小腸の表面積比で小腸の表面積の比率が高いことにより、体格に比べてより多くの栄養分を
摂取できることが健康につながるのではないか。
この仮説から敷衍して考えるに、身長の低い人は身長の高い人に比べて長生きする傾向があるのではないか。
このようなことを調査した統計は無いと思うが、たとえば大学病院などで事故死・自殺以外の死者の60歳くらいの
時の身長と死亡時の年齢とをデータとして取得することは可能であろう。そしてそれを統計的に処理すれば、
身長と寿命の相関をある程度調べられるのではないか。