宇宙人は本当に存在するのか
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0269オーバーテクナナシー
2007/12/24(月) 23:37:43ID:ErvHgGuT何故SETIは電波を中心に捜索しているのか。
人間が電波を使うから他もそうだろう、という単純な理由ではない。
きちんとした根拠があるのだ。
電波はご存じの通り電磁波の一種であり
30Hz〜3GHzの周波数の物を指す。
(それより波長が短い、つまり周波数が多いものとなるとマイクロ波、赤外線、可視光、紫外線、X線、ガンマ線がある)
最初に言っておかなければならないのは、知的文明が遠方まで信号を送信したい場合は狭帯域(正確な周波数の信号)でなければならないということだ。
広帯域では背景の雑音と混同してしまうからだ。
自然に生成される中で一番狭い周波数は星間メーザーによるもので、その幅は300Hzである。
つまりこれより狭いものがあればそれは人工的な信号の候補となるだろう。
だが、それには探す幅を可能な限り狭めないといけないということも意味する。
まず1GHz未満の電磁波は銀河系で非常にありふれたものだ。
意味のある信号として送る場合ノイズだらけになってしまう。
30GHz以上の周波数では、大気の干渉により捉えることは出来ない。
つまり、一番人為的な信号が目立ちやすい領域は1GHz〜10GHzとなる。
さらに範囲を狭めよう。
宇宙で最もありふれた元素である水素のガスは、1.42GHzの強い電波を放っており、
また水酸基も1.64GHzの顕著な電波を放出していることがわかった。
水素(H)と水酸基(OH)が合わさると何になるだろう?
そう、「水」である。
水は我々が知る限り、生命の存在には欠かすことの出来ないものだ。
この1.42〜1.64GHzの帯域は「ウォーターホール」と呼ばれており、電波の中でも非常に静かな帯域である。
このような理由で、SETIはこの帯域を中心に耳を澄まし知的生命体の電波を探査をしてきたのだ。
近年では、ウォーターホール以外の帯域や、より細かい帯域で詳細に探査が行われている。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています