微小部分 dy の質量は
     ρAdy   「ρ:密度 A:断面積 dy:微小長さ」
なので、その部分にかかる力は
  dP=(ρAdy)a - (ρAdy)rω^2 - (ρAdy)b   「dyにかかる力=火星重力−遠心力−フォボス重力」
    =ρAdy (a - b - rω^2)
となる。
この時、aとbはそれぞれ火星とフォボスの重力加速度であり、ともにrの関数である。
                

火星の重力加速度aは、ニュートンの運動方程式「F=ma」より、
  a=F/m
また、万有引力の法則「F=GMm/r^2 (G:重力定数 Mならびにm:天体の質量)」より
  a=GM/r^2となる
フォボスの重力加速度bも、同様に
  b=GN/r^2となる。 (Nはフォボスの質量)
この二つを代入して
  dP=ρAdy (a - b - rω^2)
    =ρAdy (GM/r^2 - GN/r^2 - rω^2)
    =ρAdy { G(M - N)/r^2 - rω^2 }
となる。

r は「任意の位置までの軌道半径」。
ωはフォボス・エレベータ(母天体フォボス)の公転角速度である。