F-16の話でもすれば良いのかな。最初は小型軽量戦闘機の戦術的効果を研究する為に
LWF計画を発動したがF-15の高価格の為、数で補佐する戦闘機開発に切り替えられた。
後のF/A-18の原形であるYF-17を破ってYF-16の量産が決まりF-16の開発が始まった。
(敗れたノースロップは大ピンチになったらしい)
F-16は接近戦における対戦闘機性能を極限まで突き詰めた機体で安定性を航空電子機器に
一任し空力的には考えない設計だ。その代わりに強力な機動力を持つ。
初期のF-16は小柄が災いして大したレーダーも詰めず中距離戦闘能力を持たなかったが
電子機器の急激な高性能化小型化により中距離でのレーダー探知能力を持つようになり
最初からF-16への搭載を条件に入れていた新型中距離ミサイルAMRAAMが開発されると
2倍の単価のF-15と戦略的に大差無くなった。
イスラエルによるイラク核施設への自由落下爆弾を使用した爆撃で16発中15発を命中させ、更に
ヨーロッパでの攻撃演習で攻撃性能の高さを証明して見せたF-16は異例の多目的戦闘機として
一躍脚光を浴びた。米軍での配備数はF-15の倍を超え全世界での受注総数は4400機を超える。
戦闘機マフィア以外には見向きもされなかったF-16が外交交渉カードにまでなっている。