先日、帰宅途中に脳インターフェースを埋め込まれた人を見た。
つり革につかまっていたその人は、突然受信したらしく誰かと話し始めた。
最初のうちは穏やかな口調だったが、相手に気に障ることを言われたのか、
突如大声で怒鳴り出した。
こちらがひやひやしながら見ていると、だんだん話がおさまってきたようで、
最後はなごやかに談笑しながら電車を降りていった。
ようく観察したけど、その人はヘッドセットやイヤホンは付けていないようだったし、
そもそも携帯を操作している様子すらなかった。
きっとあれは脳インターフェースを通して電波を送受信していたんだと思う。
今度あったら話しかけてみようと思う。
「車内は通話禁止ですよ」 と。