>遺伝子座間の闘争、つまりは生存競争の結果をもとにして、
>遺伝子情報系は生物が進化する方向性を決めてきた。
>敗れた個体は死に、消え去るしかない。この点は御指摘のとおりだ。

このことについて、一言。
進化とは、生存競争の勝利者の歴史ではなく、実は敗北者の歴史なんである。
生存競争の敗北者が、新しい能力を手に入れて、敗者復活戦を挑む・・・というのが、
進化の歴史のすべてにわたって、繰り返し現れてくるパターン。

だいたい人類だって、肉体的能力のみでは、野生の哺乳類に絶対かなわない。
通常の生存競争に敗北した種族だったからこそ、知的能力を手に入れて、
他の生物に対抗する必要があったのだよ。

生存競争の勝利者に、進化は必要ない。
進化が必要なのは、敗北者の側なんである。