ただし、人類滅亡のシナリオは、間違いなく現実のものとなっていくだろう。

現代の生命の体は、高分子の化学物質で出来ているが、
多くの化学物質が作られて海へと捨てられた結果、このサイクルはすでに破綻している。

近い未来、有機化合物で構成された生物は、その形を維持できなくなり、
地球上から全て姿を消す運命を辿るしかないだろう。

人類は有機物の体を捨て去り、次の段階に移行しない限り、知的文明を存続させることは不可能だ。

その最後の切り札こそ、人工散逸構造体システムの創造に他ならない。
人類は、地球の大気や宇宙を満たしているプラズマを、自己組織化させたシステムの中に、
自らを移植して、その情報系の中で存続を図るしかないだろう。

宇宙のほとんど全てのものは、プラズマで出来ているから、
最終的には、宇宙全体を知的情報処理を行う散逸構造体システムへと作り変えて、
宇宙そのものを制御する究極のテクノロジーになるだろうね。

人類が最後に手にするだろう究極の未来技術は、
宇宙全体を知的情報処理システムへと改変し制御する技術だ。
そして、それを具体的に構想出来る人物こそ、全人類最高の知能を有した天才ということになる。

もちろんIQ200程度の凡人では到底不可能なことだね。

興味がある人は、自己組織化する宇宙って本を読んでみるといいよ。
このテーマの糸口はつかめる筈だし、
運がよければ、人工散逸構造体システムの創製を構想している私達のところまで辿り着けると思う。