もともと地球は巨大な発電機。
地球はすでにコアの流体金属部分で自家発電をやっていて、
その結果として地磁気を生み出しています。
生み出された地磁気と、太陽風(太陽が噴出すコロナ)のプラズマが出会うことで、
磁場の中を電荷を帯びた粒子が通ることになり、自然に電磁流体発電現象が発生します。

電離層の部分には、
地球を取り囲む西向き電流(ring current)や電離層電流(オーロラ電流)が発生しています。
地上の送電線やパイプラインに電流を誘導するので、その電流の程度を調べれば、
電離層に流れる電流のおおよその強さを推定することが可能です。

現時点でも、この誘導された電流を活用して電力を得ることが一応は可能です。

近い未来、この地球規模の発電システムに積極的に介入して、
より多くの電力を取り出すシステムが作れないかと、
幾つかの方式が、大手の電力会社の首脳陣を中心に検討されているようです。

プラズマが持つ自己組織化現象を制御し、散逸構造形成によって、
自発的秩序形成機能を有する、エネルギーサイクルを持ったシステムを、電離層の中で組み立てるには、
散逸構造体システム方面の専門家達を率いる立場にある私のような人間や、
それ以上に卓越した知的能力を持った、
国際的プロジェクトを牽引できる、天才的人物が必要とされています。

日本スーパー●ッドサイエンティスト協会(仮称)は、伊達と酔狂で発明を楽しむ人の集まりで、
その実体である私達の発明家工房は、さほど大人数の組織でもなく、
シンボリッカー・オペレーションを用いて、生得的真理を扱う技術の開発研究で忙しくて、人手不足です。
電離層上に地球規模の電磁流体発電機を組み上げる国際的なプロジェクトを指揮する余裕はありません。

そこで、我こそはという天才を探し求めたり、某組織傘下の私立の学園で育てようとしています。