タイムパラドックスがおきない理由。

どんな物も突き通すことの出来る矛と、どんな攻撃もかわす盾を売る商人が、
「その矛でその盾を突いたらどうなるんだ?」と聞かれて答えられなかった、
という話からくる「矛盾」。この話を現実的に考えると、

1.そんな矛は存在しない
2.矛が存在するとしたら、そんな盾がありえない

ということになる。また、悪魔に「君の願いを何でもかなえよう」と言われ、
「じゃあ、私の願いをかなえないで下さい」と願ったらどうなるか?これも

1.そんな悪魔は存在しない
2.悪魔が存在しても、「何でも」という前提がおかしい

つまり矛盾した願いはかなえられるわけがない。これがタイムパラドックスにも
いえる。自分がタイムマシンで過去に戻り、先祖を殺す。これは

1.タイムマシンが存在しない(作れない)
2.タイムマシンが存在して過去に戻れても、先祖は殺せない

のどちらかになるわけだ。ここでは少年A氏の「作る」という決意を前提に1.を
除外すれば、あとは2.となるのみである。ただ、「親殺しのパラドックス」は、
その内容が一見可能なように感じるから皆が疑問に思ってしまうのだ。
そう、矛盾する限り100%不可能なのだ。
まだ隣のおばちゃんが「ヨン様にプロポーズされたらどうしよう〜」と
言っていることのほうが、はるかに可能性のある話だ。