やがて夜になった。空腹に耐え切れなくなった>>1はようやく出発を決意した。
冷蔵庫と冷凍庫の扉を開けっ放しにしてモーターを回し続け、かえって台所の温度を上げて冷凍食品を全部解凍しまった>>1は、
この件についても後日こっぴどく叱られることになってしまった。もっとも、事の真相を知るまでは、
「お前はそれでも冷蔵庫か!愚か者が!」
と、冷蔵庫を叱っていたのだが。理不尽な怒りを食らった冷蔵庫がかわいそうであった。

「少しは涼しくなったようだ。でも暑いし、さすがに疲れた……。」
家から50メートル離れた路上で、>>1は心の中でつぶやいた。あと650メートルの往路と、700メートルの復路は果てしなく遠い。
しかし、「野望を実現する前に飢え死にはごめんだ、負けないぞ…」と自分に言い聞かせながら歩き続けた。そしてスーパー孔明になった後の自分の姿を妄想した。

(ひろみちゃんやいくみちゃんや巣野先生を侍らしながら、弟子の上納金で優雅に暮らす、
良スレを幾つも立ててはネ申とあがめられ、自分の小説でみんなが感動する、気に入らないやつはかめはめ波で処刑だ!)

こうして自分を奮い立たせた>>1は、暑さと疲れを忘れてニヤニヤしながら歩き、ついにコンビニに到着した。>>1の歩く姿を見た通行人のうちの何人かは、
「今日すごく気持ち悪いチビピザがいたよ。」
「なんか〜、うちらの方を見て目をギラギラさせてんの〜、マジキモかった〜。」
「歩きながら、急に両手を前に突き出す動作を繰り返してたんだ。なんだったんだろ、あれ…。」
などの目撃談を残している。

しかし>>1の冒険はすんなりとは終わらない。入口前に不良が3人、座り込んでいた。>>1は恐怖を覚えた。
しかし不良は、店に出入りする買い物客には目もくれていない。客なんかに興味はないし、絡むなんてかったるい、という感じだった。
しかし自意識過剰な>>1は違った。勝手に不良達に敵意を抱き、
「俺の食事の邪魔をするか!愚か者め!客が犠牲になるかもしれんが、やむを得ん!」
と言い、よせばいいのにかめはめ波の構えに入った。
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