399 名前: マロン名無しさん [sage] 投稿日: 2005/12/21(水) 18:25:37 ID:???

煮えたぎるような想いの1の心中を知ってか知らずか、餃子先生は気さくに話しかけた。
「元気だったかい?確か進学も就職もしなかったのは君だけだったけど、今は何をやってるのかな?その体型を見る限り、3年前の君より更に外の世界から隔絶された暮らしを送っているようだが。」
いきなり痛いところを突いてきた先生。しかしポリシーを持って引きこもっているつもりでいる1は、惜しげもなく自らの野望を披露した。もちろん2chの神コテや孔明以上の天才を目指していることなどである。

しかし1は、もはや餃子先生に対して信頼を寄せていなかった。
義務教育を終えたのに一向に頭が良くならず、神に近付いた気配もないし、コミュニケーション能力も上達していないと感じたからだ。
しかし決定打になったのは、自分だけのものである巣野先生を奪われたことだった。

第二部スレを見ても分かるように、1は傲慢と独善に目鼻を付けたような人物だ。
先生は自分を利口にしてくれて当然だと思ってるし、スレ住人は自分を崇めて当然だと思っていた。
学校の教育は、賢い自分を作り上げるための「機会の提供」に過ぎず、その「機会」をどう生かすかは自己責任だ。しかし1は学校に行けば自動的に賢くなれると考えてしまった。
「賢くなれなかったのは先生のせいだ、俺は被害者だ。」
と1は考えていた。先生や家族が放任主義であったことも1に災いした。

先生はこれ以上1にヒキ脱却を訴えるのをやめた。何百人と教え子がいれば、廃人の一人や二人ぐらい出てくるさ、と気楽に考えることにした。
その代わりに自らが体験したヒキ脱却のメリットを自慢げに話すことで間接的に説得することにした。
「こんなにいい奥さんに巡り逢えて良かったよ。ヒキのままじゃ絶対無理だよね。神コテなんかになったところで一銭にもなりゃしないし。
それで、……だから……ぬるぽ……君も……」