もしも、30km×30km=900km2の平面を丸めて円筒型にして両端を閉じた形のコロニーを考えた場合、
表面積はほぼ1043 km2になる。

このコロニーを、もしも表面温度20℃(=室温)とすると、
放射するエネルギーは419 W/m2で、これに1043 km2をかけると、4.37×10^11 Wとなる。

次に、コロニー表面が太陽光を100%吸収して熱に変換するとすれば、
地球軌道上での太陽光のエネルギー1360 W/m2にコロニー側面を太陽に向けた場合の断面積286 km2をかけると、
3.89×10^11 Wとなる。

もちろん、コロニー表面を室温にする必要はないし、
コロニー表面が太陽光を100%吸収するわけではないので、
この通りになるわけではないが、コロニーの温度を室温程度にすると、
太陽から受ける熱とコロニーの放射する熱は同程度となる。

コロニーと形が違うとは言え、地球が20℃程度を維持していることを考えれば、まぁ当然のことである。