いわゆる小説や物語で出てくる「タイムマシン」は、
簡単な思考実験をするだけで存在しないことが分かる。

まず仮定として時間の流れが今後も無限に続くとすれば、
無限の未来が考えられ、無限の未来人が誕生する。
無限の未来で無限のタイムマシンが作成され、
無限の未来人のタイムスリップが開始される。

となれば、従来物語で言われているような、
未来人が現代に来て暮らすというケースも無限にあるわけ。

それぞれの未来ではタイムスリップは数ケースしかないかもしれない。
宇宙条約か何かでタイムスリップの回数が制約されるかもしれない。

しかし宇宙が滅びたり、また再生したり、また他の宇宙が出来たりといった
無限の未来の可能性の中で行われるタイムスリップもまた無限回である。

そうなるとただちに現代の地球は
無限の未来人によって埋め尽くされてしまうに違いない。

ということは、こういった形式の「タイムマシン」が存在しないか、
そもそも時間が無限であるという仮定が間違っている。

つまりエントロピーが無限に増大して宇宙が固定化してしまったあと、
いっさい事象が変化しないということかもしれないのだが。
時間が有限であるとすると、未来世界に統制された未来人が
数ケース現代に来ていても分からないかもしれないが・・・。

しかし・・・。