【ないしょ話つづき】

プロジェクトXの、ドラマ抜きでたたらの情報を箇条書き。

・炉は黄土色の土で作っていた・・・赤い土より断熱性がいいのでしょう。珪藻土があるので問題ないと思われます。

・火を入れたときは赤い炎。約15時間で山吹色の炎になる・・・空気を送りすぎると15時間ぐらいで火が消えたりするそうです。

・三日三晩、空気を送り続ける・・・たたらは1500度と温度が低いので、時間をかけてゆっくり鉄を溶かす。

・砂鉄は、すこし酸化した赤っぽい物を使う・・・プロジェクトXでは、砂鉄に水をかけて少し錆びさせることでうまくいったとのこと。酸素を多めに持っていた方が温度が上がるということではないかと思います。

・うまく鉄が溶けると、泡のはじけるような音が炉の下の方から微かに聞こえる・・・まあ溶けてるでしょうからね。プロジェクトXの演出の一環かもしれません。

映像では風呂桶みたいな形の炉に木炭をたっぷり入れて火をつけ、炎の中に砂鉄を少しずつスコップで入れていました。
プロジェクトXでは最後に炉を割って、下からズク(玉鋼を含む鉄の塊)を取り出していましたが、調べたところでは鉄をドロドロになるまで溶かして流れ出させ、何回も使うタイプもあります。(溶けた鉄はノロと呼ばれていたそうです。)
違いは鉄が溶けたときに、流れ出すようにするかどうか、それだけみたいです。

ズクを作るタイプもノロを作るタイプも温度は変わらないわけですし、
でっかいズクができても割ったり加工したりが大変なので、多少は自由のきく、ノロを作るタイプがいいでしょうね。
以上、情報だけ。

【ないしょ話ここまで】